金沢市長選挙への対応について
2014年11月14日 市民本位の金沢市政をつくる会
金沢市長選挙は、競輪の場外車券売り場の設置を巡り、議会と市民に説明することなく8月19日に市長が辞職したことから、当初の予定の2ヶ月前である10月5日投票で出直し選挙がおこなわれました。
市民の会はますきよみ前市議を擁立し、百条委員会を設置しての真相の徹底究明、暮らし応援の市政の実現、安倍暴走政権ノーを訴えました。一方、山野氏は辞職から16日後に再出馬を表明、選挙で再選されました。
しかし、これをもって場外車券売り場の問題が免罪されたといえるものでは決してありません。百条委員会での真相の究明が、本格的に動きはじめたことが、それを証明しています。
山野市長が再選されたことにより、公職選挙法の定めに沿って、11月23日告示・30日投票で再び市長選挙がおこなわれることとなりました。
今度の選挙に臨むにあたって、考慮すべき点が二つあります。
一つは、わずか1か月半前に選挙がおこなわれた点です。
もう一つは、前回と同じ争点での選挙となる点です。百条委員会が開催されることになったのは画期的な動きですが、現時点では新たに重大な事実が判明したりといったことはありません。
市民の会は、今回は候補者の擁立を見送り、議会や市民の運動をつうじて市長などの責任を明らかにしていく取り組みを強めていきます。引き続き、議会への請願署名、集会やデモ行進、街頭宣伝などの運動をつうじて世論をいっそう喚起し、清潔な市政の実現をめざしていく決意です。
以 上
まだコメントはありません。